宅建試験の出題される内容・範囲は毎年決まっています。
実は、宅建試験は毎年出題される分野の問題数、何問から何問までがどの分野まで決まっています。
決まっていることだらけなんですね。
なので、ある程度対策がしやすく、資格スクールの講座でも重要な分野に的を絞った学習をして効率よく合格を目指したカリキュラムを組んでいたりします。
出題範囲、出題問題数などはこんな感じ
出題分野 | 出題問題数 | 問題番号 |
権利関係(民法) | 14問 | 第1問~第14問 |
宅建業法 | 20問 | 第26問~第45問 |
法令上の制限 | 8問 | 第15問~第22問 |
税その他 | 8問 | 第23問~第25問 第46問~第50問 |
権利関係(民法)について
市販でもスクールの講座のテキストでも、権利関係からスタートしますがこの権利関係が一番難しいです。
民法の範囲の学習になりますが、ここから例年14問が出題されます。
難しい出題分野なので、満点を狙うのは困難です。
宅建業法について
宅建業法からは、最多の20問出題されます。
比較的得点しやすい分野なので、20点満点狙いたいところです。
ここが15点くらいしか取れない場合だと、合格が厳しくなります。
他の出題分野の方が、得点しにくいのですが他の分野での得点の上積みがなければ合格点に達しない可能性が高くなるからです。
法令上の制限・税その他
合せて16問出題されます。
民法と同じように、満点を狙うのは難しいので過去問題で頻出の問題については確実に得点したいところです。